カテゴリ:☆ウイスキー > ☆8

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アードベッグ アン・オー (Ardbeg AN OA)
アードベッグ
モルト
ノンチルフィルタード
アルコール度数 46.6%
評価 ☆8

香り桃タルト、バニラクリーム、海藻、焚き火の後に残った炭。
はじめのタッチはソフト、シロップの甘さ、後半からスパイス、アーモンドの燻製。
鼻に戻ってくるスモーキーさ。木炭の余韻が長く続く。中々複雑な造り。
せっかくなのでTENとも比較してみます。
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アンオーとTEN。色合いはアンオーの方が濃い。香りはアンオーの方が複雑、TENの方が硬い。中盤の甘さはアンオー、後半にかけての甘さ、スモーキーさはTENの方が強い。アンオーはTENに比べて、香りと味わいに、華やかさと円やかさが足された印象。個人的な好みは、なかなか甲乙つけがたいです。
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ハイボール。煙くさい。焼きリンゴ、焦げた薬品のビン、ヨード。
正露丸を溶いたハイボール、少し甘み有り。口の中が消毒される。余韻は長くスモーキーさが残ります。

2017年10月4日に発売されたアンオー。私はたまたま百貨店の売り場で発見しましたが、まだ日本に入ってきている数が少ないようですね。

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ニッカウヰスキー
モルト
アルコール度数 43%
☆8

華やかに香ります。水仙、黒蜜、バニラなど。
心地よい甘さが口腔に漂い、しばらく甘い樽の芳香が続きます。
飲むほどに心落ち着き、ゆったりした時間が過ごせます。
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竹鶴NAもハイボールに合うのですが、もちろん17年も最高に美味いハイボールが出来上がります。
ほのかに樽香、爽やかな酸味があっておすすめです。
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ロックでの香りの出かたは樹の蜜、少しメープルシロップ、ピートがハッキリ。
氷が溶けて薄まってくると、 甘酸っぱさが強調されます。

すっかり店頭で見かけることがなくなった竹鶴17年。
現在は出荷調整がされていて、なかなか手に入り辛い状況です。残念ながら一部の酒量販店ではプレミア価格となっていますが、本来は7000円が希望小売価格です。

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余市蒸溜所限定
ニッカウヰスキー
余市 WOODY&VANILLIC
モルト
アルコール度数 55%
☆8

爽やかな木の香り、乾燥イチジク、ナッツ、麦芽、少し刺激。

実際に口にしてみると、香りから想像したより若さは目立ちません。
コクと甘さがクリーミーに調和しています。
舌に絡まるオイリーさ、鼻に抜ける樽香、余韻にかけての潮気、余市の新樽にある特徴が出ていて美味い!

飲み進めると、やはり若さを感じる部分もあります。
キラキラと輝きながら、スムースに通り過ぎるようで、少し腰高な感じがあります。
加水すると少し酸味のある果実、アプリコットジャム、ハチミツ、石鹸が出てきます。

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余市
ニッカウヰスキー
モルト
アルコール度数 48%

香り余市、麦芽、アプリコット。
NA(ノンエイジ)ではあるのですが、通常販売されている余市NAとは全く別物です。
しっかりしたボディは厚みがあり、通常NAのような若々しく刺々しい感じはありません。
さらには、終売になってしまった余市10年よりも濃厚で、麦芽の甘みも凝縮しています。
余市らしい力強さ、程よい塩気も良く、素晴らしい出来です。
余韻はビターで、ピートもしっかり。

2015年に宮城峡 シェリーカスクと共に、各3000本限定で販売されました。
残念ながら数量限定で購入はできなかったのですが、飲める機会が得られて良かったです。

☆8
ヨシノバー

PS:
熱風の吹く暑い日でしたので、駆け付け一杯目にいただいたヨシノハイボールは最高でした。
キンキンに冷やしたデュワーズにレモンの香りがフレッシュで、とても心地よかった。
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ニッカウヰスキー
モルト
ノンチルフィルタード
ポートウッドフィニッシュ
アルコール度数 46%

色合いは写真では分かり辛いですが、通常の21年(写真左)に比べ赤みがかっています(写真右)。

香りは熟した果実、バニラ、チョコ、芳醇。
南国果実の甘い香りの出方は、通常の21年でも十分に濃いと思っていたのですが、
更に一回り香りが濃厚で、より深く引き込まれます。

リンゴや麦芽の香ばしさを伴いながら、ジワリと甘さが華やかに広がります。
まったりと甘く、ビターで長い余韻も素晴らしい。

通常の竹鶴21年と違い、バッティング後にポートワインの樽で追熟させた仕様となっています。
ニッカのサイトでは「ポルトガル北部・ドウロ川河口で約2年間ポートワインを熟成させた樽を使用」と記載があります。さらにノンチルフィルタード(非冷却濾過)で、アルコール度数も3%高めとなっている点も異なります。

2014年に創業80周年と竹鶴生誕120周年を記念して販売された本ボトルは、国内1000本限定で販売されました。アサヒショップでも抽選販売(65名)となっていましたので、手に入れられた方は幸運だったと思います。

☆8+
ヨシノバー

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チェイサーの入っている竹鶴の旧ボトルがお洒落ですね。

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余市
ニッカウヰスキー
モルト
アルコール度数 55%

蒸溜所限定シングルモルト12年シリーズの中でも一番煙くさく、 余市らしい一品だと思います。
ラベルはピートを焚くキルン塔です。

香りはしっかりしたピート、さきいかの燻製、灰。

いざ飲んでみると、 ピートを噛みしめるような味わい、そして舌の上で花火!
余市の海水浴場で溺れかけて、鼻の奥で磯を感じるような、そんな刺激がたまりません。
まったりとしたオイリーな感じと、 塩辛さ、力強いピートが最高です。

スモーキーな余韻と、オイリーさが残り、 石炭直火の余市の力強さを感じます。
 

余市NA(ノンエイジ)の後に、ピーティ&ソルティを飲んでみました。
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パワフルと思えたピーティ&ソルティが、逆に非常に穏やかだと感じます。
それほどまでにNAが荒々しいです。
青くさいNAのピートに比べ、明らかに奥深く、潮の香りが漂い、潮風のあたる余市の景色が思い浮かびます。

☆8+
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前から買ってみようと思っていた、
ジャスコのウイスキー量り売りを買ってみました。
量り売りなので瓶は持参可能です。
その場で四角い500mlの空瓶(ニッカ蒸留所限定と同じ瓶)も購入可能です。
空瓶は300円ぐらいだったかな。
色合いは結構濃いオレンジ色がかった琥珀色。
レーズンや松ヤニ、ヒノキの香り。
味わいは結構刺激が強く、その中にも少し甘みが感じ取れます。
フィニッシュはドライな感じを受けますが、芳ばしさもあります。
700ml換算で3500円ぐらいでしょうか。
十分に値段に見合ったウイスキーだと思います。

☆8(86p)
シングルモルト 55%
1526円/297g


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今晩、シングルカスク2本目です。
もちろん一本目を一人で全部飲んだわけではなく、参加者の皆さんと頂いてます。
今度は同じ年に蒸留された物でも、樽番号と蒸留年月日が異なり、
飲み比べをすることができました。
といっても、既に出来上がってしまっていて、あんまり記憶が・・・
香りは一本目と同じような傾向だったんですが、
味わいは結構違っていて、とろっとした甘みはあるのですが、
始めに飲んだ樽番号400604ほどの甘みはなく、
代わりに少し刺激のある辛みと、少し蒸れた穀物の風味があった気がします。
私の好みは一本目の方でした。

蒸留年月日 1992.03.13

☆8+(89p)
シングルカスク 54.7%
8000円?/ 700ml



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白州蒸留所に見学に行ったときに買った一品です。
酒屋さんでは売っていない代物です。
アルコール度数57%というだけあって、アルコールの香りがバリバリです。
シェリー樽とホッグスヘッド樽の原酒をバッティングしたピュアモルトということで、
ほのかにシェリー樽の香りがするような気がしまが、
アルコールの強さに消されてしまっています。
このストレートのウイスキーに、同じ白州で詰められた「南アルプスの天然水」
を使って1:1の割合で割ったところ、
鼻を突くアルコールの香りが減って、華やかな香りが出てきました。
結構コクがあって、口の中に余韻が残ります。
ストレートで飲んでも、また深い旨みが味わえて楽しめます。

☆8


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奥さんがこのブラックニッカ8年が発売される前の、
モニターキャンペーンに応募してくれていて、
発売前に飲むことができたました。
竹鶴ほどのスモーキーな、くせみたいな物はなく、
ニッカの程良いコクが味わえます。
値段も手頃に設定されるみたいです。
日頃の定番ウィスキーにはとてもいいかもしれません。

☆8(80p)
ブレンド 40%


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