カテゴリ: 旅行・イベントなど(余市マイウイスキー、白州、)

2016年9月23日
ニッカウヰスキー余市蒸溜所

朝起きると東海地方は激しい雨。
早朝のフライトでセントレアから千歳、JRに乗って余市まで移動し、昼過ぎに到着。天候は雨上がりの曇り。
当選通知から2ヶ月。ついに楽しみにしていたこの日がやってきました!
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今回、13年ぶりにマイウイスキーづくりに応募しました。
結果、なんと一発当選!
当選メールを貰ったときは思わずガッツポーズ。しかも競争率の高い「上級コース」です。
あとで蒸溜所の方に伺ったのですが、倍率は20倍。昨年のマッサン人気の時は40倍!だったそうです。
上級コースは年1回の開催ですので、一生応募し続けても当たらないこともあり得ます。
なんて幸運!!
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懐かしの緑色のつなぎに着替えて、いよいよ1日目の始まりです。
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まずは参加者の皆さんと顔合わせ。
そしてオリエンテーションから始まるのですが、その直後にいきなりあるテストが実施されます。成績優秀者は後で良いことが。。
続いてプロジェクタを使って講義を受けます。結構専門的な用語や、化学式が出てきたりして内容は少し難しいですよ。
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座学が終わって外に出ると、少し青空が見えてきました。
これから工場見学。雨が上がって良かったです。

まずは、キルン塔、蒸溜棟の見学へ。
たくさんの一般見学者を横目に、立ち入り禁止エリアを次々に突破していくのはちょっと快感だったりします。
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手前の小さい釜が創業当時のものですが、小さいですね。
中を覗くと鎖が見えます。石炭直火なので、鎖がぐるぐる回って底が焦げるのを防ぎます。たしかに、稼働中の釜からはキュルキュルと音が聞こえてきます。
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一番奥でピカピカと輝きを放っている光るタマネギみたいなのは、昨年25年ぶりに交換された再溜釜。稼働していない創業当時の1基を除き、初溜釜4基、再溜釜2基が現在稼働しています。
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そして、次は貯蔵庫へ移動。
余市蒸溜所は貯蔵庫が26あり、普段一般公開されているのは一号貯蔵庫になります。一号貯蔵庫は、見学用に開放しているため展示は空樽となっているようです。
我々が向かったのは、二号貯蔵庫。
参加者の名前が書かれたマイウイスキーの樽と十年浪漫倶楽部の樽が眠っています。
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扉を開け、中に入ると少し薄暗く、同時にモワッと貯蔵庫独特の香りがします。土間の土と、樽から揮発するウイスキーの少し蒸れたような香り。
手前には何だか古そうな樽が。
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・新樽 1987年
・シェリー樽 1986年
・活性樽 1987年
なんと、30年物!
スポイトの原理で筒(バリンチと言います)を樽に差し込んで、親指で反対側を抑えて引き上げます。
実際にやってみると、これが中々難しく、貴重な原酒をボタボタこぼします。
P&S、W&V、S&Sと書かれたボトルは、蒸溜所限定販売のNA(ノンエイジ)のシングルモルトではなく、30年のシングルカスクと言うことになります。
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次は発酵棟へ。
一般見学は出来ないエリア。
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めちゃくちゃ湿度が高くて暑いです。この槽の中で72時間かけて糖がアルコールに変化します。
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時間経過による味の違いを実際に飲んで体感。お湯で溶いたオートミールみたいなんですが、しっかりスモーキーフレーバーしてます。
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16時。少し日差しも傾いて、蒸溜所の建物の影が長くなってきました。
プレゼンテーションルームに戻って、これからまだ2回のテイスティングがあるのです。
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生涯忘れ得ないようなテイスティング。涙)

テイスティング後は竹鶴邸へ向かいます。
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マッサンの囲碁。
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マッサンとリタの衣装は本物です。
紹介したいこと多すぎて、、すみません割愛します。
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竹鶴邸を後に、夕食をいただくためニッカ会館へ向かいます。暗くなってきた蒸溜所、どちらを向いても趣のある景色です。
楽しみにしていた夕食は、相変わらず豪華。
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シングルカスク10年(新樽)も登場。
新樽のエグみなんかもなく、それどころかキラキラ輝くようなパワーがあふれていて、新樽いいわぁ。
楽しかった夕食も終わり、二次会会場へ。
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三代目マスターブレンダーの佐藤さんから色々お話を伺えました。
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時刻は20時。二次会もあっという間に時間は過ぎ、本日の全行程が終了。タクシー待ちの間には、西川工場長と記念写真も。

前回のマイウイスキーでは、ベロンベロンのひどい状態でした。あれから13年、自分も成長してちょっとはセーブすることを覚えたようです。
非常に濃密な時間を過ごした一日。程よく疲れを感じながらタクシーで宿へ向かいます。

二日目に続く。。
余市マイウイスキーづくり 上級コース 2日目

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シェフ&ソムリエ(C&S)

バーで飲んだ時に良いなぁと思った、C&Sのスピリッツ用グラスを購入しました。(写真中)
通販では送料もかかるので、ついでにオープンナップシリーズを他にも2脚(左右)。
どれも値段は1500~2000円ほどでした。

写真左から
アーデント390ml
スピリッツ アンビアント165ml
スピリッツ ウォーム310ml

主に業務用なので、食洗器にも突っ込めるなど、
ハードな仕様にも耐えられる造りとなっています。

ただ、アーデントとウォームは、グラスの上部がかなりすぼまってるので、
洗っているときに滑りやすく、特に脚の無いウォームは洗っているときにツルッと滑って危ないです。

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今回は、いつも使っている製造不明の小型グラス(写真左)と、
アーデント(中)とアンビアント(右)を飲み比べてみました。

テイスティングに使用したウイスキーは、
山崎 リミテッドエディション 2016。

同じ分量を注ぎました。

右と中の香りは別物。
右はアルコール、甘酸っぱい香り。
中は穏やかでレーズンチョコ、後半カスタード。

いつも使ってる左は、
中に似てるけど香り弱めでスッと爽やかさがあります。

グラスでここまで違うのかと、
ちょっと驚きを感じることができます。


参考までに、今回は通販で購入しましたが、
C&Sは名古屋高島屋でも少量ですが取り扱っていました。
ワイングラスのシリーズも気になっていたので手に取ってみましたが、
結構武骨で重量があり、残念ながらC&Sのワイングラスは好みではなかったです。


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名古屋駅の知多バー。
原酒テイスティングセミナーに行ってきました。

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ウェルカムドリンクは、知多ハイボール。

セミナーは、次のような流れで進みます。

1.店主から知多蒸溜所の説明
2.福與チーフブレンダーの解説ビデオを観ながら、原酒をテイスティング
3.料理と知多ハイボールのマリアージュを楽しむ。
こんな感じです。

実際に知多の構成原酒は10種類ですが、
今回試飲できるのは、以下3種類の原酒と、製品の知多。
・クリーン原酒
・ヘビー原酒
・ワイン樽原酒
・知多(製品)

3種ともアメリカンオークの古樽ですが、
ワイン樽のみ途中でフレンチオークのワイン樽へ詰め替えしているそうです。

まず、クリーン原酒をテイスティングすると、
知多はこれが主体だなと、すぐ分かります。
製品の特長である余韻にフレッシュな木、軽やかさがあり、スムースで飲みやすい。
ただ、これだけだと腰高な感じがします。
ヘビー原酒は、苦味、蒸した穀物強めで、クリーンにはない感じで横に広がります。
ワイン樽原酒は、干し葡萄の甘さと少し酸味を感じることができます。
最後に知多をいただきましたが、クリーンだけでは不足していた部分を、ブレンドによって上手くまとめていることを再確認できました。

さて、気になっていた仕込み水の質問をしてみました。
答えは、やはり愛知用水。
連続式蒸留器でアルコール度数を90度まで高めてしまうと、あまり仕込み水は関係ないようです。
それよりは加水の方が重要で、蒸溜された原酒は知多では樽詰めされず、
山崎、白州、近江に運ばれ、その土地の水で加水されます。

知多は工業団地の中でもJAのある場所に位置していて、
米国からのトウモロコシの陸上げ場所になります。
蒸溜後の各貯蔵庫までの運送にもロケーションが良いとのことです。

いろいろ勉強になりました。

最後は、おいし食事とともに、もう一度知多のハイボールで締め。
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知多バーは一年の予定が、期間を半年延長して今年3月に営業終了と聞いていました。
が、更に半年延長して9月まで営業するそうです。
また、名古屋に出向いた際には、立ち寄りたいと思います。




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10時開場の5分前に到着。
ガラガラに見えますが、建物の中はもう長い列ができてます。

列最後尾にならび、それでも10時10分ごろには会場に入れました。

まずは本数限定の記念ボトルの列に並んだのですが、なかなか列が進まない。
列がだいぶ進んでから分かったのですが、購入前に記念ボトル3本の試飲ができる!これは遅いわけだ。

ブラックアダー 7500円
カリラ2007-2016 16500円
グレンギリー1996-2016 19500円

とりあえず、自分の番になって試飲したわけですが、
後ろもつかえているので、チェイサーなしで3種を一気飲み。

値段考えなければ間違いなくギリーなんですけど、
ブラックアダーが結構いけてたので、今回はこの一本を購入。

そして、すでに入場から20分経過。

慌てて向かったのは、ネットで話題になっていたギリーの有料試飲。
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あぁーっ、すでに空?手遅れ?!
と思いましたが、ギリーギリーセーフで飲めました。

グレンギリー 15年 1972年蒸溜  
香りは干し葡萄、樹液、スモーキーさ、色々な要素が見事に調和。
味わいはキャラメルのような甘さとピート。
後半ドライで渇いた感じ。余韻のナッツが特徴的で長く続きます。
複雑だけど纏まってる感のある素晴らしさ。
☆9

とりあえず人気のブースは早くいかないと、試飲ボトルが空になってしまうので、
イチローズモルトのブースへ。
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リーフ以外は何かあるかな?、、。おっ、これは!
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秩父 2010-2017 樽番号2621
スパニッシュオーク ホグスヘッド オロロソ

立ち上る香りが甘く、黒糖、カステラ。
なのに爽やか、若干石鹸もある。
ジワッと広がる甘さが濃厚。
☆8
このボトルは無料試飲で、速攻無くなってました。

続いて、近くのブースに非常に濃厚な色合いをしたボトルを発見。
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ベンリアック 40年 1975年蒸溜 樽番号7028
シェリー樽

本日開栓。
樽の焦げっぽい雰囲気あり。40年たっても枯れてない。
加水して、さらに甘く華やかに開きます。
☆8

他にも色々試飲しながら、気づいたらもう12時だ。
昼飯前に寄ったのが信濃屋。
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アラン 14年 2001-2015
シェリーホグスヘッド
信濃屋 アンバサダーカスク 

ドライフルーツやチョコっぽさ、
濃厚な甘味が良かった気がします、、
紹介したボトル以外にも、すでに2時間以上飲み続けているので、
だんだん良く分からなくなってきました。
☆7以上?
酔っぱらってて、気づいたらこのボトルを予約購入してました。

さらに飲み歩いていると、
余市のマイウイスキー上級でご一緒した方にも偶然お会いしてびっくり。
東京からわざわざ来られているようで、世の中狭い。

入場後4時間経過。
だいぶと飲んで良い感じで出来上がっていますが、
申し込んであった吉村氏のテイスティングセミナーに参加。
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テイスティングは自由に表現したら良い。
内容は終始そんな感じで、吉村氏の「薫製のイチゴ」とか、「砂糖をまぶしたゴーヤ」とか
例に出てきた表現は確かに自由だ。ご本人も勢いだ。と言われてましたw

セミナー終わって、また飲みまくる。
しかし人多すぎ!入場制限やってるようです。

そして、ツイッターで良くして頂いているMさんのいるブースに!
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おススメされたのはこちら。

イチローズモルト 6年 2010-2016
ウイスキートークフクオカ2016  オオサンショウウオ
秩父のシェリー樽です。
これまた、6年とは思えない濃縮感。
もう入場後5時間半経過で、メモもとれていませんが、改めてイチローズモルトすげぇな~。
☆8

さらにさらに、飲み歩くこと、7時間。
名残惜しくも、そろそろ帰ります。
会場の吹上ホールを出ると、すでに日が傾き薄暗くなってます。
会場内には座れる場所はありませんので、
朝10時から17時まで、よく歩き回って飲み続けたなと。

紹介しきれませんでしたが、静岡、長浜、津貫など新しい蒸溜所のブースもあり、
確実にウイスキーの世界が広がる素晴らしいイベントでした。
多数飲んだ中で印象に残ったボトルをピックアップしましたが、
全てシェリー樽っていうのも、自分ではちょっと驚きであり、発見でもあります。

来年も名古屋で開催が決定していますので、必ず次回も参加します。
欲を言うと、会場がまたもや吹上なので、もっと広い会場にしてほしかったナ。

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