2017年10月
サッポロ黒ラベル 《黒》2017限定醸造
シャンモリ ワイン 実りの収穫2017 白(辛口)
ザ・モルツ ウインタードラフト
出羽桜 純米 出羽の里
真澄 純米大吟醸 山花
長野県諏訪市
宮坂醸造
真澄 純米大吟醸 山花 火入れ
酒米 山田錦
精米歩合 45%
酵母 9号,18号
アルコール度数 16度
評価 ☆6
香り炊きたての米、幼稚園とかで使う糊。
柔らかい酒質だが辛口、後半から苦味あり。
山花という名前のような華やかさは無い。
セラ真澄で購入しました。
記事:セラ真澄
グランドキリン ホワイトエール
アポシック インフェルノ (APOTHIC INFERNO)
アメリカ カリフォルニア
アポシック(ガロ ワイナリー)
アポシック インフェルノ
ジンファンデル 51%、メルロー 23%、シラー13%、プティ・シラー5%、ピノ・ノワール3%、その他5%
ウイスキー樽60日熟成
16度
評価 ☆6
注いだ瞬間立ち上るバニラ香、紅茶、クリームブリュレ。
色濃く黒に近い、エッジ赤紫。
味わい辛さ、ジワリ甘さ、パンチがある。
余韻はワインというよりウイスキー樽のウッディさ。
アポシックにはレッドという製品があり、パーカーが掘り出し物発見!と褒め称えたとか言われていますが、本ボトルはそのアポシックの限定品になります。
まぁはっきり言って、これは好みがはっきりと別れますよ。
私はウイスキー樽というところだけに気を取られて購入しましたが、ブドウの持つ本来の味わいを楽しみたい方には向きません。特に香りや余韻なんかは樽に依存しており、製造過程の一部ではオークチップを投入したりもしています。そもそも構成されているブドウの品種もブレンデッドウイスキーの如く多品種に渡っており、5種列挙した上で「その他」がまだ5%とか、このブレンド比率がどれほど重要なのかもよく分かりません(笑)
ひやおろし 秋純吟 ポルチーニ
山崎蒸溜所貯蔵 焙煎樽熟成梅酒
山崎蒸溜所貯蔵 焙煎樽熟成梅酒
梅(国産)、スピリッツ、グレーンウイスキー、糖類
ホワイトオーク ホグスヘッド焙煎樽
アルコール度数 17%
☆7
梅の香りにコクがある。芳ばしさ、ハニー、バニラ香少々。
梅の酸味、黒糖のような甘味が広がる。
鼻に抜ける芳醇で心地良いウイスキー由来の余韻。
ストレートよりロックがオススメ、酸味が柔らかくなり余韻分かりやすい。
サントリーが焙煎樽と呼んでいるのは、樽を30~40分程かけて炎や遠赤外線で加熱することらしく、ウイスキー樽のチャー(一般的には数分間バーナーで樽内面を焼く)に比べて、樽に詰めた梅酒に多くの樽成分が移せるようになるそうです。本製品では、さらに梅酒を熟成させた樽で後熟させたグレーンウイスキー原酒をバッティングさせるという凝った造りとなっていて、これが心地よく続く余韻に現れています。
ところで、サントリーの山崎蒸溜所貯蔵の梅酒には、もう一種類「山崎蒸溜所貯蔵 焙煎樽仕込梅酒」というものがあります。
梅(国産)、スピリッツ、糖類、酸味料
アルコール度数 14%
名称が似ていて分かり難いですが、一番の違いはグレーンウイスキーを使っていない点です。
原材料を見ると、こちらは酸味料の添加があり、アルコール度数はウイスキーを使用していない分3%低めとなっています。ひょっとしたら熟成年などに違いがあるかもしれませんが、ウイスキーの焙煎樽で梅酒を熟成させている点は同じです。
参考までに、「焙煎樽熟成梅酒」に使われている梅酒が「焙煎樽仕込梅酒」と同じだと考えた時、どれぐらいのグレーンウイスキー原酒が足されているか計算してみました。
焙煎樽熟成梅酒(17%) = (焙煎樽仕込梅酒(14%) ×0.935) + (グレーンウイスキー原酒(60%)×0.065)
結果、「焙煎樽熟成梅酒」750ml一本のうち、約50mlのグレーンウイスキー原酒が入っている計算になります。あまり役に立たない情報ですが。