2017年09月

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静岡県
アオイブリューイング
アルコール度数 5%
麦芽、緑茶、ホップ、糖類
☆6

全体的に白く濁りあり。少し甘い香り、僅かに柑橘、そして緑茶もある。
味わい苦味穏やかですが、少し粉っぽい感じは緑茶成分?口内に残る後味は、微かに緑茶っぽさ。

私も何度か訪れている丸子宿にある「とろろの丁子屋」と、静岡市内唯一のビール醸造所アオイブリューイングのコラボ製品です。中身はアオイの定番OCHA ALEです。
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長野県諏訪市
宮坂醸造
真澄 2017 山廃純米吟醸 生酒 限定
酒米 不明
精米歩合 55%
酵母 アルプス酵母
アルコール度数 16%
☆5+

香りはリンゴ、乳酸。
見た目は澄んでいて濁ってはいませんが、少しボヤけた米の粒子を感じる舌触りです。
甘苦い味わいで、後半は辛口。

セラ真澄で購入しました。
記事:セラ真澄
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ニッカウヰスキー 十年浪漫倶楽部 余市とは、複数人で樽のオーナーになる企画です。
5年後に1本、10年後に2本、余市蒸溜所からウイスキーが届きます。
非常に気の長い?というか、夢のある企画なんです。
そして、その長い10年間の間には、毎年絵はがきで熟成具合を送ってきてくれます。

スターターキットの中身はこんな感じ。
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時代を感じるVHSのビデオテープと、未貯蔵原酒、フォトスタンドが入っています。
毎年送られてくる絵はがきも詰め込んであり、ちょっとした宝箱です。
ちなみにVHSのビデオは、デッキがないので一度も見れていません。

あっという間の5年経過。。
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ついに5年貯蔵のシングルカスクが送られてきました。
新樽特有のウッディさとバニラとの記載。

マイウイスキーもそうですが、マイ樽が貯蔵庫に眠っている間は、自分の樽を見に行くことが出来ます。(余市蒸溜所には事前連絡が必要です。)
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これは2015年のゴールデンウィークの写真。
二号貯蔵庫に眠る十年浪漫クラブの樽に案内してもらいました。写真手前が二号貯蔵庫。立入禁止区域なので観光客は写っていません。ニッカの担当の方々、ゴールデンウィークの忙しい中案内いただき、ありがとうございました。
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貯蔵庫の鍵を開けてもらい、重たい扉が開かれると、中はこんな感じです。数年前に訪れたときは二段に積んであったのですが、今回は平積み。かなり樽が少ない印象です。まさに原酒不足。
十年浪漫倶楽部は壁際に並んでいます。樽は樽詰めされた年毎に並んでいるので、ニッカの案内のお姉さんと一緒に探すこと3分。すぐに自分のネームプレートのついた樽に再会できました。 
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そして、さらに数年経過し、2017年。
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ついに10年が経過。まだ5年も開栓していません。
これで0年、5年、10年がそろい、その変化を見られます。
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十年浪漫倶楽部、残念ながら今はもう終了してしまっていて、新たに入会できないのは残念ですね。

私のレビュー記事はこちら
余市 シングルカスク 10年 樽番号408015(十年浪漫倶楽部)

余市マイウイスキーづくり 2003年5月 2日目

2日目は樽づくりと、ニューポットの樽詰めです。

■マイウイスキーづくり 1日目の記事はこちら
余市マイウイスキーづくり 1日目

まず、チャー(樽の内側を焼く)作業を見せてもらいました。
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凄い迫力!
しかも美しい!!

続いて、樽づくり体験。
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漏れ防止のために、板と板の間にガマの葉を挟んでいく作業をやらせてもらえます。
樽の上に写っているのが、ガマの葉。
写真の樽は私たちの物ではないのですが、色々な絵が描いてありますね。
あれ?この絵はどこかで見覚えが??

樽作りが終わると、参加したメンバー皆さんで樽にマジックで名前を書き入れます。
書き終わったら、いよいよニューポットの樽詰め作業です。
結構勢いよく、ドバドバ入れていきます。
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樽は250リットルのリメード樽。
一般の家庭の風呂が、150~200リットルぐらいなので、小さく見えるこの樽でも結構入りますね。
ただ、10年後には2~3割ほど減ってしまいます。計算すると200リットル弱。
・・・50リットル減る。年5リットル。
天使って、結構な量を飲んでくれるんですね。

樽詰めが終わったら、一般の見学者に注目されながら、貯蔵庫まで樽を転がしていきます。
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無事貯蔵庫に到着。
これから10年の長い眠りにつきます。
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これで二日間のウイスキーづくりは終了です。あっという間の時間でした。
最後に、樽詰め前の未貯蔵原酒がもらえました。
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樽との別れを惜しみつつ、蒸溜所を後にする前に散策をしました。
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敷地内の池には白鳥がいましたよ。
(2016年の上級コース参加時に白鳥について聞いてみたところ、「もう今はいませんが、結構凶暴な鳥だった」とのことです。)
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ライラックもきれいに咲いています。

それから10年・・・
子供がふたり生まれたり転職をしたり、色々なことがありました。
その間もマイウイスキーは、暑い夏の日も、雪深い冬の日も、ずっと余市の貯蔵庫で、眠っていたわけです。
そして、10年の時を経て、あのときの無色のウイスキーは琥珀色に変わり、私の手元に戻ってきました。

■余市 シングルカスク 10年 No.405450
画像
ニッカのテイスティングノートより。

香り:
樽のスイートな熟成感と
りんご、バナナのような華やかなエステル香。
ややオイリーな重厚さが全体を引き締める。

味わい:
やわらかでなめらかな口当たり。
バニラの甘さとクリーミーさが調和。
ややビターな樽の余韻が続く。

すでに一本空け、残り4本となりました。
私のテイスティングノートはこちら。
余市 シングルカスク 10年 樽番号405450 

さらに、2016年にはマイウイスキーづくり上級コースに参加しましたので、よろしければそちらの記事もご覧ください。
余市マイウイスキーづくり 上級コース 1日目 


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余市マイウイスキーづくり 2003年5月 1日目

昨年のシングルカスクとの衝撃的な出会いから半年後・・・
■過去記事
余市 シングルカスク 10年 樽番号??????(2002年余市蒸溜所)
半年たっても、未だに余韻が抜けきらない状態で、再びやって参りました!
ニッカウヰスキー余市蒸溜所。
(写真はすべて2003年当時)
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訪れたのは5月、海道の朝晩は冷えます。リタハウス前には、すずらんがきれいに咲いています。
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集合時間より早く着いたので、蒸溜所をぶらぶら散策しました。
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集合時間になり、まずは参加者の顔合わせとオリエンテーション。そして一通りのウイスキー作りの説明を受けたら、ニッカのつなぎに着替えていざ出陣!
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まずはキルン塔にて、ピートを炊きます。
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壁際に積まれたピート。ピートは道産で、ニッカが所有する石狩平野の土地から掘り起こしたものだそうです。
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ピートを焚いている様子。キルン棟の中はかなり強いピートの香りがします。
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フロアモルティング。手で触れてみると温かい。
今回マイウイスキーで体験をさせて頂いたのですが、これは観光及びマイウイスキーのためで、実際はモルトスター(製麦専門会社)から麦芽は買い付けているそうです。
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蒸溜棟にて、蒸溜釜に石炭投入!
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次は、糖化釜に入って掃除体験。
気づいてみたら外も薄暗くなってきました。
本日の製造工程の体験はここまで。

さてさて次は、今日一緒に参加したメンバーのみなさんと、さらには工場長も加わってお楽しみの宴会!着替えをして、蒸溜所内のニッカ会館にあるレストランに移動です。

北海道の素材を使った素晴らしい食事に、もちろんニッカのウイスキーも登場しました。
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ニッカウヰスキー 余市産ワイン ミュラー・トゥルガウ
余市周辺のぶどうのみを使ったワインです。
が、2002年、この年にニッカはワインから撤退しているんです・・・。
ニッカの余市産ワインを飲めるのは、最後の機会でした。
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そして、シングルカスク 余市 10年。
なんと、飲み放題!!!
60度近い原酒を浴びるほど飲ませてもらいました。

で、2時間後・・・べろんべろんの酔っ払い、完成。
欲張って飲み過ぎたせいで、当然の結果に。
早くホテルかえって寝たいと後悔の念に駆られていたのですが、その時工場長から粋な計らいが!!
「夜の竹鶴邸に、特別ご案内しましょう」

え?今から?
こんな酔っ払い連れてっていいのか?
(旧竹鶴邸は、前年の2002年12月に余市郊外から移築されたばかりです)
へろへろの足取りで、お邪魔させていただきました。竹鶴邸。普段は入れない部屋まで。
くれぐれも、粗相のないように。
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あまりよく覚えていませんが、写真を見るとリタ婦人のピアノがありますね。
そして竹鶴邸を後にする頃には、外は真っ暗。
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蒸溜所を抜ける風は冷たく、余市蒸溜所にはすっかり夜の帳がおりていました。
この後、どのようにホテルにたどり着いたは、いまだに不明です。

二日目、起きれるか??

余市マイウイスキーづくり 2日目




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愛知県津島市 
鶴見酒造
海部津島麦酒
アルコール度数 5.5%
麦芽、ホップ
☆5

褐色、濁り有り。
香りはカブトムシのゼリー、樹液系。
味わいは甘い麦汁、みたらし団子少し。
甘さと酸味の有る余韻。

裏ラベルを見て気づきましたが、かいぶつ島は漢字で書くと海部津島です。名古屋市の西側に海部(あま)郡という郡があるのですが、津島市も昔は海部郡に属していたからのようです。
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さかのぼること15年前になります。
初めて余市蒸溜所を訪れたのは2002年11月。
時刻は午後3時。雨が上がりで、天候は曇り。

当時はワインばかり飲んでいて、特にウイスキーに興味があった訳では無いのですが、初めて訪れた北海道でたまたま立ち寄った場所が余市蒸溜所でした。
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当時は立ち入り禁止エリアが今ほど沢山ありませんでしたので、一般の観光客でも敷地内をどんどん奥まで入っていくことが出来ました。これは製樽棟。樽が山積みされています。
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この雲といい蒸溜所内の建物といい、日本の景色ではないようで、異世界に迷い込んだようです。
天候のせいもあるかもしれませんが、人の気配もありません。
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明かりの見えるリタハウス(旧研究室)。
喫茶になっていて、ここで休憩をしました。
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今はもう営業はしていませんが、当時は中に入るとこんな感じでした。ここはエントランスで奥の緑の扉を開けると喫茶室になっています。
アフタヌーンティをいただいた後は、さらに散策。
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奥に見えるのは三号貯蔵庫なのですが、今見ると何か違和感。昨年(2016年)訪れたときの写真と比べてみましょう。
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気づきますか?木が成長して高くなっているのはもちろんですが、左側の貯蔵庫がありません。
このことは別の記事「航空写真でみる余市蒸溜所」で取り上げています。

蒸溜所の帰りがけに無料か有料かは記憶にないのですが、初めて余市のウイスキーを試飲しました。
頂いたのはショットグラスに一杯のシングルカスク10年。

・・えっ?!

未体験の世界です。
この一杯には衝撃が走りました。
口腔から鼻に抜ける樽香は、永遠に続くのではないかと思うほど長く、蒸溜所を後にするまで余韻が続きました。前述の通りとおり当時はワインにハマっていて、ほとんどウイスキーは飲んだことがありませんでした。こういう酒があるんだと感動したことを、15年たった今でもはっきりと覚えています。

この前年の2001年、シングルカスク余市10年がウィスキーマガジンの「ベスト・オブ・ザ・ベスト」に輝いていますが、もちろんそんなことも知りません。
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そして、シングルカスクの余韻がいまだ残る中、
再訪を誓いながら蒸溜所を後にするのでした。
今では考えられませんが、正門付近でも人がいないですね。

・・・翌年、
マイウイスキー作りに参加したのでした。

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過去に余市蒸溜所を訪れた時の写真を見ていたら、今は無い建物があることに気づきました。
これは2002年に三号貯蔵庫を撮影した写真なのですが、今は左手の建物がありません。

手っ取り早い確認方法としては航空写真かなと思い、少し調べてみました。
以下の航空写真はすべて国土地理院から。
出典:国土地理院ウェブサイト 
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2015年
分かりやすいように航空写真に文字を追加しました。旧竹鶴邸の裏道を三号貯蔵庫に向かって見ると(赤色の矢印)左手に建物が見当たりません(赤丸)。
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2008年
A・・・2008年にはもう存在していないようですね。
ただ、もう一つ別の違いに気づきました。
B・・・Bの場所にも貯蔵庫が見えます、これも今は存在していないため、2008年以降に取り壊されたようです。
C・・・この年、Cの位置の2棟がウイスキー博物館に改装されました。
2017年現在、貯蔵庫は26棟ですが最大30棟が使われていたということでしょうか。
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2000年
今回存在が気になった旧竹鶴邸裏の建物、白黒で分かりづらいですが2000年にはありますね。2000年から2008年の間に取り壊されたようです。
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1976年
2000年の航空写真が白黒しか無く、見にくかったので1976年のカラー写真。
蒸溜棟から石炭の煙が見えます。
ただ、こうなると間違い探しのように、他にも違いを探してしまいます。
A・・・カラーで見ると、貯蔵庫らしき建物がしっかり見えます。
B・・・2000年の白黒写真では分かり難かったですが、旧竹鶴邸がありません。2002年12月に余市町近くから蒸溜所内に移築しています。
C・・・2000年の写真にある貯蔵庫がまだありません。70年代のウイスキーブームで増築されたのでしょう。
D・・・ニッカ会館、ショップのノースランドはありません。
E・・・2000年の写真にある建物(貯蔵庫?)及び、このEの位置の北側の大きな建物がまだありません。
F・・・製樽棟が増築前。

更に過去の航空写真が見てみたくなってきます。
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1965年
貯蔵庫の周りに堀のように池がありますね。
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1948年
ニッカウヰスキーになる前の、大日本果汁の時代。
貯蔵庫は一号、二号棟しか見当たりません。
池のように見えたのは余市川の中州。埋め立てて貯蔵庫が建造されていったことがよく分かります。

さて余市蒸溜所を航空写真で見てみたわけですが、1965年から76年の写真を見ると、ウイスキーブームにのって10年ほどの間に、貯蔵庫の建設ラッシュがあったことが分かりました。
しかし、国内のウイスキー消費は1970年台をピークとしてずっと右肩下がりで、2008年にはピーク時の1/3の出荷という過去最低を記録しています。推測になりますが、2008年頃にはニッカもかなり生産を抑えていたため、使っていない貯蔵庫がいくつもあったのでしょう。2008年にニッカ会館に近い貯蔵庫は博物館に改装され、今回気になった建物を含む2棟も取り壊されています。ただ数ある貯蔵庫の中でなぜこの2棟を取り壊したのか分かりませんでした。
非常に気になるのですが、もしご存知の方がいらしたら教えてください。

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岐阜県中津川市
三千櫻酒造
酒米 美郷錦
精米歩合 55%
酵母 多酸酵母
アルコール度数 13%
☆4

香り弱め、わずかに梨。
スモモのような酸味。さっぱりした後味。
原酒なのですが、全体的に味も香りも水で割ったかのように薄い。
過去に飲んだ美郷錦の直汲みが素晴らしかっただけに、この低アルコール版は何とも、、。
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