余市
ニッカウヰスキー
シングルモルト
アルコール度数 45%
久しぶりに飲むシングルモルト余市10年。
香りはこんなに鼻をついたかな、少し硫黄のような感じも。
香りに反して味わい丸く調和、
甘さ、少しバニラ、ココアパウダー、リンゴ、少し灰やセメダインも。
余韻は余市らしいカチンとくる火花、石炭。
しばらく空気と触れ合わせていると、
アルコールの刺激は弱まり、
華やかさが出てきます。
それに、香りはカカオ、チョコクリームケーキな感じも。
どこか土っぽい感じもするのは、
余市の貯蔵庫で土の上に保管された樽を思い出します。
ハイボールにしてみました。
香りはカカオ90%。
華やかさが一瞬あり、後味は炭。
キリッとハードな余市ハイボールが出来上がりました。
NA(ノンエイジ)余市と比較してみます。
余市NAは、10年に比べ色は少し薄く、
より華やかで爽やかな香りです。
言い方を変えると、草、青っぽくもあります。
傾向は似ていますが、やはり10年は少し濃く、凝縮感、そして複雑さが有ります。
☆7+