2001年04月

chverdignan93

Haut-Medoc (Cru Bourgeois)
CHATEAU VERDIGNAN

フランスのワインコンクールで銀賞を受賞したワインで、
さらに、ロバート・パーカー氏も気に入っているワインとのこと。
コルクを抜くと、裏側はワインで真っ黒になっている。
これは渋みが強そう?
香りはカシスのようで、色は濃い赤色。
さて、味の方はやはり渋みはあるのだけれども、
ただ渋いだけでなく、とても味わいが濃厚。
余韻も程々だけど、後味がピーマンのような感じ。
いつものように、味の変化を楽しむべく
2日間に分けて飲んだのだけど、
2日目は、すごいことになっていました。
アルコール臭が少々全面に出て、生ゴミ系の匂い。
味もなんだかすごい。
腐ったピーマンを食べているような感じ。
前日とはすごい変わり様。
なので、1日目の点数は70点ですが、
2日目は0点に近く、私には飲めませんでした。

☆7(70p)
エノテカ
1980円

delasfreres98
Cotes du Rhone
DELAS FRERES

レジ横にてワゴンセールをされていた品。
グラスに注ぐと、とってもあまーいベリー系の香りが漂います。
色は赤色。
味わいは芳ばしく、そして少々辛目です。
残念ながら余韻はさほど感じませんでした。
でもでも、香りがとてもよかった。

☆6+(69p)
ユーストア
690円

calonsegur93

Saint-Estephe (Medoc Grand Cru 3級)
Chateau Calon-Segur

明日で結婚一周年ということでそれを祝って、
去年のクリスマスに奥さんからもらった、Ch.カロンセギュールを開栓。
カロンセギュールは、サンテステフでもっとも古いシャトーです。
93年というヴィンテージでありながらも、その実力はさすがです。
良いワインはグラスに注いだ瞬間に分かります。
香り高く、そしてまろやかに優雅な香りが漂います。
アルコール感がほんの少し強めに感じるものの、
味わいは繊細で、なめらかに舌を伝わり、余韻も程良く長いです。
おいしいワインと、幸せな時間が過ごせました。

☆8(85p)
日航商事
8500円


es_chevalier95

L'ESPRIT DE CHEVALIER 1995
Domaine de Chevalier

ドメーヌ・ド・シェヴァリエのセカンドラベル。
ドメーヌ・ド・シェヴァリエは、生産量が少なく、かつ質も高いとの評判。
これはとっても期待のワインです。

まず、コルクが長めで質も高級そう。
グラスに注ぐと、色はルビー色、
香りは弱め。コーヒー系の匂いかな。
微妙に甘い樽香のような物も感じられます。
味わいは、安ワインにはない質感を持ってはいるのですが、
若干辛みが全面に出ています。
うーん、今一歩です。

☆6+(67p)
エノテカ
2500円ぐらい

chcalon72

St-Geoger St-Emilion
CHATEAU CALON

私の飲んだヴィンテージ中で、もっとも古い1972年物です。
私が生まれたのが75年なので、私よりも3歳年上なわけです。
72年のボルドー赤は、ヴィンテージ的には良くないようです。
さて、実際はどうなのでしょう?

色はかなり熟成が伺える色で、オレンジ色がかった褐色。
香りは弱めで、干したプルーンのような香りにも感じるし、
腐葉土系の雰囲気も感じます。
さて、味の方なのですが、まだ生きていました。
多少酸っぱさが出ていますが、十分味わえます。
余韻は程々あって、後味は薫製のような感じがします。
もう飲み頃のピークは過ぎているのでしょう。
さすがにボディーに老いを感じますが、
年代物を楽しむことができました。
飲む1週間ほど前から瓶を立てておきましたが、
最後の1/5位の量は澱と濁りで飲めませんでした。

☆7+(77p)
エノテカ
3150円

calvetbordeaux98

Bordeaux
CALVET

カルベ社のボルドー。
草の香りというか、青臭い感じで鼻にツーンとする。
よく言われるピーマン系の香りというのは、
こんな香りなのでしょうか。
味わいは、若さにあふれる感じがするけど、
ちょっと辛みがあります。
どうでもいいことですが、金色のキャップシールが気に入ってしまった。

☆5(51p)
マインマート
980円

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